CI

CIについて

CI:コーポレートアイデンティティ(Corporate Identity 略称:CI)は、企業がもつ特徴や理念を体系的に整理し、簡潔に表したもの。一般顧客からみて企業を識別できるような、その企業に特有のもの。また、これを外部に公開することでその企業の存在を広く認知させるマーケティング手法のこと。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

あなたの会社は「らしさ」を表現できていますか?

CIイメージ・企業のらしさCIとは企業の個性を識別させ、内外に認知させる仕組みのことを言います。簡単にいえば、それは企業の「らしさ」を表現することです。企業をとりまく環境が複雑になるなか、あらためて「社会における自社の存在意義」の明確化が求められています。例えば、広範囲な顧客を対象にし、かつ競合先が複数存在するケースがあります。その企業が何をしていて、どのようなビジョンをもつ会社なのかを内外にアピールすることができなければ、その企業は存在価値を失ってしまうでしょう。その企業の持つ「らしさ」を明確にすることが、ますます複雑になっていく現代社会の中でいわば生き抜く知恵となるのです。

日本ではじめてCIを具現化した武田信玄

CIと武田信玄CIの起源はIBMが現在のロゴタイプを開発したのが始まりといわれています。しかし、これより前に日本でCIの概念と手法を経営戦略にとりいれ成功をおさめた武将がいます。武田信玄です。彼は「風林火山」という孫子の言葉を掲げ、先鋒・赤備えなど、兵の役割に対応したカラーコンセプトを設定し、軍を統率しました。また「甲州法度次第、57カ条」を制定し、それを行動の規範とするなど、意志統一にまで気を配りました。厳しい生存競争のなかで築かれた信玄の業績は、強固な組織戦略をもとになされたのです。

CIはトップの問題意識からはじまる

CIイメージCIプロジェクトはトップマネージメントの「こうありたい、なんとかしなければ」といった問題意識から出発します。そして、客観的に現状を把握するためのリサーチを行います。それは理想と現状のギャップを認識することでもあります。創業以来の精神を受け継ぎつつ、時代に対応して永続していくために、トップが率先して今後の進むべき方向を見いだしていくのです。

繰り返すことによってCIの成果を浸透させます。

CIイメージCIを浸透させるには時間を要します。新たな活動分野への対応など、実施後のメンテナンスも非常に重要です。また、運用状況のチェックおよび効果測定の実施など、アフターフォローも残っています。武田の武士達も、車座になって「人は石垣、人は城、情は味方、仇は敵」という信玄の考えを繰り返し歌い続けたといいます。根気よく繰り返すことによってCIの成果を浸透させるのです。

これからの中堅企業の在り方

CI企業の在り方イメージ世界中でさまざまな企業が台頭していくなか、日本の中堅企業は新しい価値への変換を迫られています。これまでのように、技術だけで勝負できる時代は終ったのかもしれません。それぞれの国には、それぞれの価値観があり、日本文化だけに根ざした価値体系がそのまま他国で通用するわけではありません。今後の日本企業には文化的な相互理解と、それを実現するための企業理念が求められています。世界の中で明確な身分証明を持たない企業は、文化価値のない未熟な存在としてみなされます。企業の在り方を明確にする。その企業の「らしさ」を表現する。それがCIです。